【感想】年収1億円になる人の習慣/山下誠司

読書

 

オススメの本の紹介です。

 

「年収1億円になる人の習慣/山下誠司」

 

はじめに

 

この本の著者は、日本最大級の美容室チェーン「EARTH」を展開する「(株)アースホールディングス」の取締役である山下誠司さんです。

 

山下さんご自身が、アースホールディングスの創業者である、國分利治社長や、その他の”ランクが上”の方から学んだことや、ご自身の経験を基に、”年収が1億円になる人の習慣”について書かれたものです。

 

山下さんの”仕事への本気度”に驚きました。

 

年収1億円以上になるには、

 

誰でもできるけど、誰もやってはいない「習慣」を、やり続ければいいだけなのです。

 

とのこと。

紹介されている「習慣」は、誰にでもできることではないのでは?と思ったのが素直な感想です。

(この考えが、わたしの甘えそのものなのでしょうが…汗)

きっとその壁を越えないと、年収一億円に近づくことがが難しいのでしょうね。

 

そして、裕福な方の思考に触れることができた本でした。

わたしも少しずつ取り入れていきたいと思いました。

 

これからわたしが気になった箇所をご紹介します。

 

 

「目的以外のことには、1円のお金も使わない」

 

これは「お金の使い方」で、お金持ちの方々が一貫してされている習慣だそうです。

お金持ちの方は、無駄なことを節約すれば、”その分「目的」のためにお金を使うことができる”という考えを持っている、とのこと。

 

わたしたちも、取り入れやすい考え方ですよね。

ついつい無駄遣いをしていしまうわたしにとっては、耳が痛かったりするのですが…。

 

 

「目的につながらない」ことには1秒も使わない

 

(株)アースホールディングスの社長である國分は、「時間のムダ」も徹底的に嫌います。「目的につながらない」ことには1秒も使いません。

・・・(中略)

「年収1億円の人」に変わるには、まずは、「お金」と「時間」の使い方を変えることです。

 

お金持ちの方は、「お金」の使い方だけでなく、「時間」の使い方も重視されているんですね。

 

この本の中にも書かれていますし、以前参加したVoicyファンフェスタの記事でも少し触れた、澤円さんがおっしゃっていたことにもありましたが、”「移動時間」をいかに生産性のあることに使えるのか”が、成功への分かれ道の一つなのかもしれません。

 

時間は私たちみんなに平等に与えられているものですからね。

 

一度自分の一日を分単位で紙に書き出して、無駄な時間がなかったのかチェックしてみましょう。

 

 

 

会社まで「30分以内」で通勤できる場所に住む

 

通勤時間を使って、「本」、「新聞」、「スマホ」に目を通して情報収集するのも悪くありません。けれど、「1分でも早く会社に着いて、仕事をはじめる」ほうが生産性が高いので、年収が上がりやすくなります。お金を生むのは、「情報」よりも、「行動」です。

 

けっこう前にTwitterで話題になっていたこちらの記事によると、日本人の通勤での経済的損失の試算は、「一日あたり1,424億円」だそうです。

 

ひょえ~~~ッッッ(;’∀’)

 

引っ越しましょう!!w

 

 

落ち込んでいいのは、最長「3分」まで

 

人生には落ち込んでいる暇などありません。起こった問題を直視して、直ちに解決策を考え、実行に移すことしかできないのです。丸1日落ち込んでも、3分しか落ち込まななくても、どちらも「問題解決」したことにはなりません。だとしたら、落ち込む時間は「極端に短く」して、すぐに解決に乗り出したほうが、全員にとっていいのです。

 

そして山下さんご自身の落ち込みを防ぐルールとして、

 

①落ち込む時間は、最長「3分」まで

②無理にでも「笑う」

③「落ち込んだ」原因と「解決策」をノートに書き出す

 

を挙げられています。

 

3つとも全部納得ですが、特に、③の”「落ち込んだ」原因と「解決策」をノートに書き出す”というのは重要なことだと思います。

 

モヤモヤしていることを、一旦「言語化」することでスッキリすることって意外に多いんですよね。

そのままにしていても嫌な気持ちが残るだけです。

モヤモヤすることがあったら、一旦紙に書き出してみてください。

 

 

「グリーン車」や「ファーストクラス」に乗ってはいけない

 

ある日、山下さんの知り合いの一流デザイナーの方が偶然同じ時刻の新幹線で、一般車両に乗っていて驚いたそうです。

 

その理由を尋ねると、

 

「私にとって新幹線は、第二の事務所みたいなものです。でも、グリーン車に乗ると、仕事がしにくいんです。どうしてかというと、静かすぎるから。とくに早朝のグリーン車は、寝ている人が多いですよね。パソコンを開くと、キーボードのタイピング音が車内に響いてしまって、まわりの人に気をつかいすぎてしまうのです。仮に、グリーン車に乗ったほうが一般車両に乗るよりも早く到着するのであれば、それだけ現地で仕事ができますからね。けれど、グリーン車でも、一般車両でも、到着時刻は変わりません。だとすれば、私にとって、グリーン車に価値はないのです」

 

と返ってきたそうです。

それから山下さんはそれまで当たり前だったグリーン車に乗るのをやめられたそうです。

そうすると次第に店舗の売り上げや年収が回復していったとのことです。

 

…なるほど。

 

わたしが今まで得た知識の中では、「お金持ちになるには”豊かさ”を先取りするために、積極的にグリーン車を使いなさい」ですとか、「一般車では仕事効率が下がるので、グリーン車を使いなさい」等というものが多かったのでびっくりしました。

 

かと言って、わたしそもそも新幹線に乗る機会がそんなにもなければ、グリーン車に乗ったこともないのですが…。

最近知り合った、ある会社の副社長をされている方に、グリーン車についている机の方が普通車よりも自分に近くて、PC作業がしやすいと教えていただきました。

わたしもいつか乗るぞ!!(笑)

 

グリーン車をやめたとたん、「現場感覚」が戻ってきて、社員にも、「お客様視点」で指示を出せるようになったのです。

 

確かにいくらお金持ちになっても、”お金がなかった頃”の自分の気持ちは忘れないでいたいものです。

 

おわりに

 

以上、わたしが気になったポイントをまとめてみました。

 

少し「昭和的だな」と、思うところもありましたが、「仕事頑張ろう!」と気合いが入る本だと思います。

 

やっぱり、”仕事に本気”な人はかっこいいですね!


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それではまた!

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