好きな人と会いまくれ!

心理学

何度も同じ人と接するうちに、印象がよくなったり、好意的になったりすることを、”単純接触の効果”といいます。

 

また、アメリカの心理学者であるロバート・ザイアンスが提唱したことから、”ザイアンスの法則”とも呼ばれます。

 

 

ザイアンスは、以下のような実験を行いました。

 

被験者である大学生に、10名ほどの人の写真を別々に見せ、その見せる写真の回数を変化させました。

 

そして、最後に好意を抱いた写真を教えてもらいました。

 

すると、より多くの回数を見せられた写真の人物ほど高評価だったのです。

 

 

あなたも、最初はなんとも思っていなかった相手なのに、何回も会っていくうちに、だんだん好きになってきた…なんて経験があるのではないでしょうか?

 

人は知らない人に対しては、当然警戒感を持ちます。

 

いきなり好意をいだくことは、あまりありません。

 

…一目惚れ以外(*ノωノ)

 

しかし、何度も会ううちに相手への警戒心が薄れ、好意を抱きやすくなるのです。

 

 

小学生の頃、席替えで好きな子の隣になりたいと願ったものですね。

 

それは、相手に好かれるために重要なことだったのです。(笑)

 

…ということで、好きな人がいるあなたは、どんどん接触回数を増やしましょう

 

これは恋愛以外にも、友情関係やビジネスにおいても応用可能です。

 

やっぱり直接会うのが一番いいですが、遠距離で物理的に難しかったり、なかなか勇気がでない…。

 

そんなあなたは、LINEや電話で接触回数を増やすのもアリです。

 

(相手にウザがられない程度に!)

 

でも…

 

実は、「あなたが相手に嫌われている」立場だったらこの効果が裏目に…。

 

接触回数が増えれば増えるほど、もっと嫌われてしまうという残酷な事態に( ;∀;)

 

効果的に使うには、「相手に嫌われていないこと」が前提となりますので注意しましょう。

 

また、人間関係以外のところでも、この法則は役に立っています。

 

例えば広告。

 

テレビCMなんかでも、何度も同じものを観ますよね。

 

これも単純接触の効果を使って、消費者がだんだん好意を持つように設定されているのです。

 

スーパーで商品を選ぶとき、CMで何度も観ているおなじみのものを選んでしまうことってありますよね。

 

これも知らない間にわたしたちは、好意を持っているのです。

 

例えば音楽。

 

最初は知らない曲でも、その後、よく耳にする機会があったらだんだん好きになっちゃいますよね。

 

 

このように、この法則を上手に応用して、生活をよりハッピーなものにしていきましょう\(^o^)/

 

 

最後にもう一度。

 

この法則を対人関係で使う際は、「相手に嫌われていないこと」がマストですよ!

 

 

それではまた!

 

 

 

 

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