あなたはズボラな人間ですか?
もしそうであれば、わたしの仲間。握手!
今日はそんなわたしたち(?)にありがたい、「ランダム・ウォーク」という投資理論をご紹介します。
《ランダム・ウォーク理論とは?》
ランダム・ウォークとは、直訳で、「行き当たりばったりに歩くこと、千鳥足で歩くこと」です。
株式の投資理論でいうランダム・ウォークとは、
あまり細かいことは気にせずある銘柄に投資→じっと持ち続ける→結果、成功確率は詳細に分析した銘柄に投資した場合とあまり変わらない or 上回っている
というものです。
いやーなんともありがたい理論!!
実際、一生懸命ファンダメンタル分析を行っても、将来の企業業績や景気の行方を正確に判断するのは、プロでも相当難しいことです。
チャートでのテクニカル分析についても、結局は過去の傾向なのです。
わたしが人生で一番最初に買った銘柄は、9972 アルテック。
「これから3Dプリンタの時代やで。」と当時の上司に言われ、会社情報もチャートも一切見ずに買った記憶があります。
一時は軽く泣いてしまいそうなくらい下がりましたが(損切りも知らなかったのでできなかった)、持ち続けていました。
するとある日、どこかの企業と業務提携というポジティブニュースが出て株価が急騰し、無事利益を得ました。(笑)
ちなみに、ある銘柄を買って、じっと持ち続けることを、「バイ・アンド・ホールド戦略」と呼びます。
仮想通貨が盛り上がっていた頃によく聞きましたが、「ガチホ(=ガチでホールド)」とも。
しかし、いくらこういった理論があるからといって、まるで適当に銘柄選択をするのはオススメしません。
わたしの場合は、先ほどのような成功例もありますが、何も調べずにノリで買った銘柄は、失敗の方が多かったです。(笑)
景気がよく、株価上昇の軌道に乗っているときは良いでしょうが、景気後退で株価大暴落が近づいているときなんかは、なかなか難しいでしょう。
そのため、ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析も交えながら、この理論も参考にしていただければと思います。
それではまた!
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