株式投資の銘柄の分析方法に、有名な2つの手法があります。
それが、『ファンダメンタルズ分析』と『テニカル分析』。
それぞれどういったものなのか、順番にご紹介します。
ファンダメンタルズ分析とは?
ファンダメンタルズ分析は、ファンドマネージャーや証券アナリストなどの株式投資の専門家が最も重要視しているものだと言われています。
主に株式投資や、銘柄をリサーチするときに用いられています。
ファンダメンタルズとは、一般的に、”経済の基本的条件”と訳されます。
簡単に言うのであれば、”経済の基本的な要因”といったところでしょうか。
例えば、「国」のファンダメンタルズであれば、景気や金利、為替、財政収支、貿易収支などのこと。
例えば、「企業」のファンダメンタルズであれば、業績や財務内容、また、それらに影響を与える様々な要因などのことです。
株式投資の専門家たちは、企業の今後の業績がどうなるか、どのくらい利益が減ったり増えたりするのかを、といったことを、いろんな角度からリサーリチし、予想をします。
また、個別の企業の予想以外にも、景気や金利、海外株式市場の動向などから、相場全体の今後についても予想をするのです。
いくら個別企業の分析結果が良かったとしても、相場全体の状況が悪ければ、大きな値上がりが期待しにくくなることもあります。
株式投資をするには、個別銘柄の分析ももちろん大事ですが、合わせて相場全体の今後を予想していくことも大事なのです。
テクニカル分析とは?
テクニカル分析は、株価のチャートを分析し、今後の値動きを予想するというものです。
チャートは、株価の動きをグラフ化したもの。
↑これがチャートになりますが、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
(ちなみに、これは最近わたしが推している銘柄、 3003 ヒューリック のチャートです笑)
テクニカル分析をする際は、この株価チャートに現れる様々な特徴を、株価の今後を占うシグナルとして用いています。
チャートの過去のパターンを分析して、「こういう特徴が表れた場合は、こうなる確率が高い。」という経験が積み重ねられ、それを現状の分析や将来の予測などに利用しているのです。
しかし、過去にそうなったパターンが多いからといって、今後も必ずそうなるとは言い切れません。
チャートはかなり有力な判断材料ではあると思いますが、過信は禁物でしょう。
おわりに
今回は代表的な2つの株式の分析手法をご紹介しました。
次回は、もっとおもしろい?予想方法についてお伝えします!
それではまた!
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